冬の信州・善光寺
冬の信州は久しぶりです。
上田市に叔母がいましたから、小さい頃から善光寺さんはとても親しみを覚え、「牛にひかれて善光寺参り」とよく耳にしました。
「善光寺」
無宗派の単立仏教寺院でご本尊は日本最古の絶対秘仏の「一光三尊阿弥陀如来」
創建以来1400年の長きに阿弥陀如来との結縁の場として、民衆の心の拠り所として深く広い信仰を得ています。
三門楼上にある扁額(鳩字の額) 五羽の鳩が善光寺の字の中にいます
本堂
ご本尊の「一光三尊阿弥陀如来」の姿は寺の住職ですら目にすることは出来ません
間口24m、奥行54m、高さ29mでT字型の棟の形が鐘をたたく撞木に似ているため
「撞木造り」と言われ、屋根は総檜皮葺
三門
経堂
歴代回向柱納所
回向柱は御開帳の際、本堂に建てられる大きな柱
(大回向柱は45㎝角、高さ10m、重さ3t)
期間中は参拝者が挙って触るが、回向柱が「善の綱」によって前立本尊とつながっているため、回向柱に触るとご本尊に触れると同じ功徳が得られる
善光寺聖の勧進や出開帳などによって、江戸時代には「一生に一度は善光寺詣り」と言われるようになり、今日では御開帳が行われる丑年、未年により多くの参拝者が訪れる
今年は暖冬のためか、高い山並みには積雪がありましたが、平地ではあまり雪を見かけることはありませんでした