ギャラリーNOZU

日々の出来事を紹介します

約190年前の古民家を新潟より愛知県瀬戸市に移築再生して開設しました。 陶芸やガラス工芸、染色や織りなどの作品の展示を開催します。 名鉄尾張瀬戸駅から徒歩10分。 近くには瀬戸市美術館、瀬戸市文化センター、新世紀工芸館、瀬戸蔵などがあります。 駐車場は市営駐車場をご利用ください。(1時間無料でその後は1時間ごとに100円) 尚、「ギャラリーNOZU」の詳細につきましてはリンク「ギャラリーNOZUのご案内」や「ギャラリーNOZUの催事の様子」をご覧下さい。

揚羽蝶の羽化

先日もブログにアップしましたが、1齢の幼虫から観察していた揚羽蝶が蛹になり、とても驚きました。

 庭先での約一か月に観察です。

翅が乾き、空へ飛びっ立った時は感激しました。

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毎日、様子を見守りました

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3~4齢の幼虫

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一夜にして黒い幼虫が青い芋虫に  この時も感激しました

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芋虫がアスパラの枝に移り、じっとしているので枝を鋏で切って山椒の葉の上に~ 

おせっかいをしてしまいました~

そのまま蛹になったので、元のアスパラに戻しましたが、蛹の上下が逆さです

後で直しました

 

飼育箱ではなくて、庭先の柚子の芽生えに揚羽が卵を産み、友達に「山椒の枝」を頂いて、食欲旺盛な芋虫の餌に~

いつ鳥に食べられてもおかしくない環境です。

調べると蛹から成虫になるには10日~2週間

蛹の色が黒くなり、もう死んでいるかもしれないと思っていた矢先の出来事です。

その日は朝食の前の確認では蛹でしたが、食後に様子を見ると翅が柔らかくて濡れた状態の揚羽蝶が殻を破って出ています。

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感激のあまり、大声で主人を呼びました

劣悪な環境でよくぞ「揚羽蝶」になりました‼

 

翅が乾くのを観察して、写真に収めました。

いつ飛び立つのかわかりません。

蝶になって2時間ほどして様子を見ると、初めて大きく翅を広げました。

美しい紋の揚羽蝶です。

美しさに見とれていると、ふと空に舞い上がり姿が見えなくなりました。

 

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まだ、翅が柔らかそうです 張りがありません

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時々、翅を少し開きます

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抜け殻の傍で、翅を乾かしています

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殻より少しづつ上に移動

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時間をかけて、巣立ちの準備  この直後に大空へ~

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揚羽の巣立ちの時、もう一匹芋虫がそだっていました 

 弟? 妹?

そろそろ蛹かなと思っていましたが、姿が見えません

自然界は厳しいですね

今日も庭に揚羽蝶が飛んでいます。

揚羽蝶には「蝶の道」があり、同じところを行き来します。

巣立った揚羽蝶も飛んできているかも知れません。

 

山椒の葉に小さな小さな真珠色の卵3つ

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揚羽蝶の卵です

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何と、卵が黒くなり、一齢の幼虫が生まれました

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今も大きくなっています

揚羽蝶の季節ですね‼