旅の終わりに「朝熊岳 金剛證寺の福威智満虚空蔵大菩薩」を拝観しました。
宿のテレビで
式年遷宮の翌年の
「おかげ年」に
金剛證寺の本尊
「虚空蔵大菩薩の御開帳」が9日~21日の間実施されることが放映されました。
住職が「菩薩の指とお参りする時に鳴らす鐃とが紐で繋がっていて、必ず願い事が叶います。」と言われていました。
「お伊勢参らば朝熊(あさま)をかけよ。朝熊かけねば片参り」と伊勢音頭にも唄われたように、昔から旅人たちは神宮参拝の後、
金剛證寺にお参りするのが慣わしだったようです。
偶然にも20年に1度の「御開帳」の時期にお参りできたので「とても嬉しい気分」になりました。
朝熊岳の山頂には展望台があり伊勢湾を見渡す事ができます。
天気が良ければ
「富士山」や
「御嶽山」も見えるようです。残念ながら
渥美半島や
知多半島は見えましたが、
「富士山」などは見えませんでした。
仁王門
本堂( 鐃をしっかり鳴らしてお参りしました。)
旅の最後にもう一度
「おかげ横丁」に立ち寄りました。
宿で紹介していただいた
「くうや勘助餅」と
「へんば餅」を買い求めるためです。他にも色々なお店を覗いて楽しみました。(食欲の秋でしょうか~
)
昔の雰囲気が大切に保存されています。
看板も街並みに合っていて良い味が出ています。
「鏝絵」が施されています。
伊勢では玄関の「しめ縄」は一年中飾っておくそうです。
買い求めることが出来ました。
半搗きのもち米で餡が包んであります。(色は三色、白、緑)
「へんば餅」は200年余り前、参道街道に
茶店を設けて餅の商い始めた。
籠や
三宝荒神で参宮する人々がこの
茶店で憩い、ここから馬を返して参宮したために何時しか
「へんば(返馬)餅」と名づけられて今日に至るそうです。
「伊勢型紙」が有名ですが、主人は「ブックカバー」を~
私は和紙のお皿を~
今回の「お伊勢参り」はいろいろ学ぶことができました。
また、「赤福」、「くうや勘助餅」、「へんば餅」など美味しい「お餅」に出会えてとても楽しい旅になりました。