ギャラリーNOZU

日々の出来事を紹介します

約190年前の古民家を新潟より愛知県瀬戸市に移築再生して開設しました。 陶芸やガラス工芸、染色や織りなどの作品の展示を開催します。 名鉄尾張瀬戸駅から徒歩10分。 近くには瀬戸市美術館、瀬戸市文化センター、新世紀工芸館、瀬戸蔵などがあります。 駐車場は市営駐車場をご利用ください。(1時間無料でその後は1時間ごとに100円) 尚、「ギャラリーNOZU」の詳細につきましてはリンク「ギャラリーNOZUのご案内」や「ギャラリーNOZUの催事の様子」をご覧下さい。

歴史散歩「仙巌園」




  今回の鹿児島旅行では是非、「仙巌園」を訪ねたいと思っていました。

 幸いにもお天気に恵まれ、ゆっくり庭園内を楽しむことができました。



 「仙巌園」は江戸初期の1658年、第19代島津光久によって築かれた薩摩藩主島津家の別邸で、目前の桜島を築山に、錦江湾を池に見立てた壮大な庭園です。
海外とつながる「南の玄関口」と言われた薩摩の歴史にふさわしく、中国・琉球文化の影響が園内随所にみられます。


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                 正門
     1895年(明治28年)第29代島津忠義が建てた正門 (建材は樟)



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           薩摩武士の意地を育んだ「示現流
          「立木打ち」で打ち込まれ削れた立ち木
         入り口にあった「木の束」を私も打ってみました~ 
           気持ちが引き締まる思いがしました


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                  錫門
        屋根を錫で葺いていることからその名がある 
       江戸時代は藩主と世子だけが通ることが許された門



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                御殿内の様子




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                 鶴灯篭




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              偶然にも桜島が噴火~




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                  高桝




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                 曲水の庭




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                猫神
文禄・慶長の役の際、第17代島津義弘は猫7匹を朝鮮に連れて行き、猫の眼の瞳孔の開き具合で時間を計ったと伝えられている。そのうち生還した2匹は猫神として祀られている。


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                江南竹林



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                ばくちの木



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               マムシクサが群生
       岐阜県の標高800m位のところでは夏しか見かけませんが~



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                馬酔木の花



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                 寒緋桜



 今回は「集仙台」まで登り切ることができました。
ふくらはぎがパンパンでしたが、達成感があります。

下ってから仙巌園の名物「磯名物 両棒」ぢゃんぼ餅を頂きました。
武士が大小を差しているのを「両棒差し」(ぢゃんぼ差し)ともいっていたことから餅に2本の串を差した格好が武士の「両棒差し」に似ているので、このお餅をこのように呼ぶようになったそうです。

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      熱いお茶とともに頂きましたが、とても美味しかったです





続いて「尚古集成館」「薩摩切子工場」を訪ねました。


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                薩摩切子




 その地に赴くと、身近に歴史を感じる事ができます。

 いろいろな思いを抱いての歴史散歩~ 

 楽しい旅になりました