ギャラリーNOZU

日々の出来事を紹介します

約190年前の古民家を新潟より愛知県瀬戸市に移築再生して開設しました。 陶芸やガラス工芸、染色や織りなどの作品の展示を開催します。 名鉄尾張瀬戸駅から徒歩10分。 近くには瀬戸市美術館、瀬戸市文化センター、新世紀工芸館、瀬戸蔵などがあります。 駐車場は市営駐車場をご利用ください。(1時間無料でその後は1時間ごとに100円) 尚、「ギャラリーNOZU」の詳細につきましてはリンク「ギャラリーNOZUのご案内」や「ギャラリーNOZUの催事の様子」をご覧下さい。

初めての「手作りの洋服」



 4月から「洋裁」を習い始めました。


 今までは小物や人形、裂き織で布地を織ってバッグを作ったりしましたが、原型から洋服を作るのは初めてです。(子供の洋服やパジャマ、浴衣など本格的な物は母の手作りでした。)

 古い着物で洋服を仕立てます。
布地は絹なので肌触りがとても良いですが、縮緬など柔らかい布地は扱いが大変です。
着物を解いていると、解くのが勿体ないと思うくらい一針一針とても丁寧な縫い方に驚きます。また、着物地の裁断の仕方にとても工夫を感じます。
解いて、洗濯をしてアイロン掛けをしますが、扱いは注意を払って行っています。
八掛なども再利用しないと勿体ないですね。


 暫らく使っていなかった「ミシン」で絹のような布地が綺麗に縫えるか心配です。近くの手芸店に相談に行きました。年配の店員さんが「昔の電子ミシンが使えるならその方が良いですよ。」とアドバイスを頂きました。最初は調子が今一つでしたが、調整をしたら「絹」でも綺麗に縫えます。適切なアドバイスに感謝しています。


 折角の着物を洋服にする~
本当に私に出来るか、とても不安でした。 



第一作目が完成しました。早速、試着しましたが自分では余りしっくりしません。
私が作ったとは言わずに、母に試着した様子を見てもらいました。

「素敵ね。」の一言がとても嬉しかったです。

「上手になったら、おばあちゃんの服も作ってあげるね。」と約束。

母の手作り服で育ちました。今度は私が作ってあげる番です。
これからどんな服を作ることが出来るのか~まだまだ自信がありません。





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                紬で作った第1号








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  習ったことを忘れないように、自宅で並行して生地を変えて同じものを作成。

     光沢があるので写真映りがよくありません。






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ミシンは重いので出し入れが大変です。
いつでも使えるようにセットしました。
 手元が良く見えるように窓際に置いて、スタンドも用意しました。





次は「ワンピース」です。
どんな服が出来るか、今から楽しみです。
満足出来るように丁寧に仕上げたいです。