幽玄の境地 ぎふ長良川鵜飼
初めてぎふ長良川鵜飼に出かけました。
代々世襲で親から子に受け継がれています。
長良川の鵜飼漁の技術は「国重要無形民俗文化財」に長良川の鵜飼用具一式122点は
「国重要有形民俗文化財」に指定されています。
木曽川の鵜飼を観覧したことがありますが、6艘の鵜舟で「総がらみ」の漁の仕方を初めて見ました。
能の謡を聞きながらの鵜飼観覧は幽玄の境地を味わうことができました。
6艘の鵜舟で一斉に漁をする「総がらみ」
鵜飼遊覧船乗り場付近は古い町並みが残っています
鵜飼の提灯が家々の軒に
長良川 すっかり暮れないと鵜飼は始まりません
6艘の鵜舟は川上のまわし場に くじで「狩下り」の順番を決めて、一艘ずつ下ります
風折烏帽子で篝火の火の粉から髪などを守る 鵜舟には鵜匠、中乗り、とも乗りの3人
いよいよ「総がらみ」 6艘の鵜舟が同時に漁をしながら浅瀬に迫る
鵜匠のほーほーをいう掛け声響きます
浅瀬につくと鵜飼は終わりです
鵜の手縄を解き、お腹の膨らみ具合で餌を与えて鵜籠へ
騒がしかった鵜も鵜籠に入ると静かです
梅雨の晴れ間の鵜飼でしたが、川風が気持ちよく吹いていました